オーナーインタビュー
大山オーナー

どん底を乗り越え、今では従業員130名の社長に

大山オーナー

加盟時のご状況:法人(新規事業)

滋賀県出身、富山在住。新卒では情報提供サービス業界に就職。不動産業界に転職後、社内ベンチャー制度を利用して不動産賃貸ビジネスを共同経営で始める。様々な苦難を乗り越え多角化ビジネスを学び、37歳で新規事業としてスクールIEを開校。

大山オーナー
  • Q1.このビジネスを選んだ理由を教えてください。

    地域格差の無い学習塾のビジネスモデル、サービスを「見える化」したスクールIEに魅力を感じた

    【加盟前の不安・心配だったこと】
    1つ目は、やはり収益面で不安でした。サービスに見合った単価をしっかり取れるのか、損益分岐点を超える生徒数が集まるのか、そのあたりは未知数でした。
    2つ目は、当時は北陸地域にスクールIEの店舗は無かったので、ほとんど知名度も無かったんです。ただ、地場の学習塾に不動産の仕事で少し携わっていたので、塾のビジネスモデル自体には興味がありました。そこで、フランチャイズの学習塾をネットで調べたりしていました。その頃ちょうど、やる気スイッチグループの店舗開発の担当者と出会ったのですが、最初はスクールIEの特徴も強みもよく知らなかったですし、やる気スイッチならではの魅力って何だろう?といった感じでした。

    【どのように加盟を決断したか】
    やる気スイッチグループ主催のイベントに参加し、収益面での理解を深めたり、そこで聞いたメッセージが強烈に印象に残ってます。他社の学習塾と比較・検討した結果、スクールIEを選んだ理由は3点あります。1点目はETS性格診断テスト、2点目はPCS成績アップシステム、これによってサービスを「見える化」していること。3点目は、生徒と室長と講師で毎月行う目標達成ミーティングの存在です。保護者に対し、日々のお子さんの学習に対する進捗状況を徹底的に伝えます。これは他社の学習塾には無いですし、やる気スイッチグループの秀でていることですね。

    私は元々フランチャイズで不動産賃貸ビジネスを営んでおり、店舗数も順調に増やしていたのですが、その実態は自転車操業でした。経営面で危機感を感じていた頃、家賃相場には「地域格差」があることにハッとしました。そこで、地域格差が無く同じ相場のビジネスは無いか…と模索した結果、学習塾のビジネスモデルに辿り着きました。
    そこから、なんとか開業資金をかき集めて関西で開校することになり、本格的に多角化経営をスタート。しかし、異業種に参入するのにはそれなりに苦労や葛藤がありました。

  • 大山オーナー

    Q2.独立・開業までの苦労話を教えてください。

    多店舗展開の難しさに直面、徹底的に現場を猛勉強して軌道に乗せる

    当初は資金にも余裕があり、早めに複数校運営をおこなうことができましたが、一部の教室が苦戦し全体としても損失を出すこととなってしまいました。
    なぜうまくいかないのか、自分を見つめ直してみると、社長である自分や当時のマネージャーが、まったく塾の現場を知らないまま指示を出していたことに気づきました。当然、現場スタッフからは不満が発生し従業員も離れていった時に、初心に戻って塾の現場を徹底的に猛勉強し、塾のあり方を考え直しました。従業員に「数値意識」を徹底的に教え込み、私自身も、現場に対する向き合い方を変えたのですが、その結果、借入金を返済できるまでに成長。当時の経験があったからこそ、今では富山・石川でスクールIEを4校運営しています。さらに今年6月、新しく教室を開校するので全部で5校になる予定です。グループ全体の従業員は130名、そして…なんと創業当時から支えてくれたパートさんが今では取締役専務に!

  • Q3.やりがいを教えてください。

    元教え子たちが今ではうちの社員に、その子たちとの時間が大切

    スクールIEの生徒だった子どもたちが成長して、うちで働いてくれています。大学時代にアルバイト講師だった子が、新卒で入社してくれることも。その子達との時間が何より大事です。うちの従業員研修では、外部講師を呼びビジネスマナーを学ぶ時間を作っています。折角うちで働いてくれる子たちには、社会人として大切なマナーをしっかり身に付けて、どんどん成長していって欲しいんです。
    また、学習塾は地域密着型なので、地域に馴染めるようサッカーチームを作ったりと、色んなことを企画しています。

  • Q4.今後の目標を教えてください。

    目標は12校で売上6億円!目標は明確に「声に出して言う」

    私の目標は明確に決まっています。富山と石川で各6校づつ、合計12校で年商6億円を目指します。組織のあり方としては、1店舗に対して室長・副室長の2人体制で運営できるよう考えてます。
    夢や目標は「声に出して言う」ことで、それを達成するまでブレないように突き進むのが大事だと思っています。仕事とは人生を豊かにするためにある、どうやって人生に向き合っていくのか考えるのが大切、これを従業員にいつも伝えてます。当初は思い通りにいかず、くじけそうになる事もありましたが(笑)、それも今では感謝に変わりました。
    また、子供が退塾する理由は「自分のこと見てくれていない、未来を感じない」この2点です。フランチャイズオーナーの立場として言わせてもらうと、子供達と同じように「本部が自分の店舗のことをよく見てくれている、未来を感じるビジネスである」この2点は、ビジネスを拡大する上で重要だと感じます。やる気スイッチグループの本部は、私たち加盟店と『運命共同体』で、サポート体制も整っており、本当によく見てくれていると思います。その点にも、大変感謝しています。

    大山オーナー